JOHN SYKES Fan Site | Study Room | chrome-mirror.com - The distance to the completion of an "JOHN SYKES MODEL"
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Home > Study Room > The distance to the completion of the "JOHN SYKES MODEL" > 2.Replacement of a part > Tail Piece & Bridge

■2.Replacement of a part
Tail Piece & Bridge
交換しようとしていた「Stewmac製」のブリッジ、テールピースのスタッドがボディに入らない!

原因は、もうお気づきの方はいると思いますが、「インチ系」と「ミリ系」の違いでした。
ピックアップなどは交換する機会はありましたがブリッジ、テールピースの交換する機会がなく、ミリ/インチ系のもの違いはあるのは知っていましたが、Stewmac製であれば、GIBSONと同じUSであることから、基本インチ系のパーツだと勝手に思い込んでいたら、異なることが判明。

Stewmac製のパーツに振り回されることに....

<Tail Piece>
まず、"スタッド"。 アンカーを交換することを考えましたが、抜くことの難易度が高い(多分専用工具の存在は既知ですが自分には...)、またGIBSONのギターにミリ系のパーツを載せることへの抵抗感がありスタッドの交換はなしと判断。

候補として、GIBSON の「HIST PTTP-060」(テールピース+スタッド)または、"テールピース"、"スタッド"を個別に選択のいずれかで検討した結果、コスト面からも"テールピース"、"スタッド"を個別に選択することにし、"スタッド"は以前から気になっていたFIXER製を選択。


・Stud

Stud:[chrome]
以前から気になっていたFIXER製。

Stud:[Chrome]
交換後。

・Tail Piece + Stud
Tail Pieceは「KLUSON VINTAGE LIGHT WEIGHT[Chrome]」を選択。 今回交換するにあたり、過去のYOUNG GUITAR,PLAYERなど雑誌で改めてJOHN SYKES仕様を確認したところ、テールピースの中央に穴(恐らく2mm程度)が空いていること分かりました。自分なりにネット、楽器店で調べた範囲では「パーツ単体」では、ほぼ存在しないとの結論に。ん〜直近で入手困難と判断。なので、まずは「KLUSON VINTAGE LIGHT WEIGHT[Chrome]」を選択。 (唯一GIBSONから発売されている"Inspired Series"(JOHN SYKESのシグネイチャーモデル)では再現されていることがわかりました。)
-

Tail Piece:[chrome](参考)
2006年にGIBSONから発売された"Inspired Series"(JOHN SYKESシグネイチャー)のブリッジ部分の画像です。この画像は2006年6月の 「TOKYO GUITAR SHOW」 で撮影したものです。

Tail Piece:[chrome]
取り敢えず?KLUSON製。重量33g。

Tail Piece + Stud:[chrome]
交換後。「FIXER製のスタッド」と「KLUSON製のテールピース」の組合せ。
GIBSONでテールピース(アルミ)を単体で販売していれば、選択肢の一つであったが現在はない模様。

元(ゴールドパーツ)もアルミだったため、「GIBSON」と「KLUSON」のメーカー比較になりますが、同じ材質であることからか、ほとんど音色には変化はありませんね。FIXER製のスタッドのおかげか音の立ち上がりが若干良くなったような気がします。

<Bridge>
ブリッジにはStewmac製、スタッドにはMONTREUXを選択。

・Stud
ブリッジの溝切はショップに依頼し完了。Stewmacのブリッジに付属していたスタッドをボディに取り付けようとしたところ、「入らない!?」と。。。。
Stewmac製は日本製(逆輸入?)だって言うことは薄々感じていたのですが、やはり「インチ」、「ミリ」の違いが発覚!
Stewmac製のブリッジとGIBSON純正のスタッドの互換はあることが確認できていたので、あとはインチ系のスタッドを探すのみ!と。
で、辿り着いたのが、↓これ。


Stud:[Nickel]
MONTREUX製のABR-1用スタッド。

Stud:[Nickel]
交換後。ボディの装着した状態の画像。
LES PAULは本家はUSなので、インチ系のパーツがたくさんあるかと思いきや、ミリ系が圧倒的に多くインチ系は中々見つけることができませんでしたね。 通常はブリッジとセットで購入するケースがほとんどなので、そもそもスタッドだけを交換するというケースが稀だったかもしれません。
・Stud + Bridge
スタッドをボディに装着後、ブリッジを載せました。ブリッジの載せ方はもちろん通常とは逆向き。(オクターブ調整がテールピース側から出来る向き)。また、弦アースも再現しました。


Stud:[Nickel] + Bridge:[Chrome]
交換後。MONTREUX製のABR-1用スタッド+Stewmac製のブリッジ。

Stud:[Nickel] + Bridge:[Chrome] + EarthLine
弦アースも再現したました。JOHN本人と同様に向かって左側に再現。
ブリッジへの弦アースについては、既にスタッドとポットでアースを取られているので、ダミーとしてエスカッション、ブリッジ(スタッド)間のアース線を再現しました。 JOHN本人のカスタムは年代から恐らく弦アースはされていないため、止むなくブリッジ(左側)にアースを取ったと思われます。但し左側にアースを取っていることについては「謎」です。アースを取るのであれば右側のスタッド(ポットまでの距離)が最短になる(GIBSON - INSPIRED BY SeriesはJOHN SYKES本人のものの意に反して何故かそうなってます)のですが、左側のスタッドと結線されています。左側のスタッドと結線されているのは何か他に理由があるのか.....