■Roots
音楽的なルーツは時代や楽曲にもよりますが、
メロディは、JOHN が幼い頃聞いていた、Beatles などイギリスの音楽、
そして スペインのイビザ島に移り住んでいた頃に聞いた、
Johnny Winter, Deep Purple, Led Zeppelin あたりのブルースが根底に
流れるロックにあるのではないかと思います。
Thin Lizzy からの影響については、JOHN 本人が Thin Lizzy / Phil を
尊敬/崇拝しているところにあって、JOHN のキャリアの一部ではあっても
ルーツという感じではなく、Whitesnake 同様 後天的にインスパイア
されたものだと私は思っています。
Randy Rhodes の後任として Ozzy に誘われた際に、Ozzyの曲を練習してた
ことから、ヘヴィなリフは、Randy Rhodes の影響もあるように思います。
そして、ギタープレイ面からの影響が楽曲にも出ていますので、
やはり Gary Moore からインスパイアされたものも数多く
あるように思います。
(JOHN 本人はあまり意識していないかもしれませんが)
バラードに関しては、JOHN の師匠 Gary Moore が「泣き」や
バラードを得意としていたことから、感情表現の部分ではかなり影響を
受けていますね。
バラードアルバム「LOVELAND」は、Carpenters と Beatles からの影響が
大きそうです。
■Solo Play
Johnny Winter, Eric Clapton, Jimmy Page そして、JOHN がギターと
出会うきっかけとなった一番身近な叔父さんがブルースプレイヤー
だったことからか、JOHN もハードロックの王道に漏れず、
ペンタトニック主体のプレイが多く、やはりその中でも、
師匠"Gary Moore"からの影響が"絶大"です!!
Tygers 〜 Whitesnake(Super Rock '84)あたりまでは、Eddie(Van Halen)も
かなり意識していたように思いますが、師匠からの影響は"大"ですね。
Gary Moore は、ブルースにはじまり ColosseumU期のジャズロック、
G-FORCE〜以降のハードロック、'90年以降はブルースと多彩な音楽性を
持っていますが、JOHN がソロプレイ(テクニカルな部分)で影響を
受けたのは、"ELECTRIC SAVAGE","WARDANCE"(ColosseumU)と
"BACK ON THE STREETS","G-FORCE" からの影響がほとんどでしょう。
"THUNDER AND LIGHTNING"(Thin Lizzy) の頃のライトミュートのプレイは、
"Dirty Fingers"からの影響でしょうか。
スローなプレイや、泣きのフレーズも Gary の影響は"大"でしょう。
Whitesnake(SERPENS ALBUS)以降は、JOHN のオリジナリティ度が増して
来ましたが、Tygers of Pantang 〜 Whitesnake(Super Rock '84)
あたりまでは、Gary色が色濃く出ていると思います。
(もちろん JOHN なりに Gary のメロディを消化していますが)
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