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LIVE '84 , BACK TO THE BONE / WHITESNAKE
1)DVD SUPER ROCK '84 / Jon Lord's - Final Whitesnake Performance / Slide It In Slideshow
インタビューDVD 伊藤政則氏による2013年来日時に実現したDAVIDとのインタビュー。
2)ライヴCD SNAKESKIN BOOTS , The Best Of Bootlegs
3)伊藤政則氏所蔵 スタッフのみに配布された貴重なTシャツ
4)バックステージパス(レプリカ)
5)西武球場公演の1984年8月11、12日のチケット(レプリカ)
6)ツアーパンフレット - スーパーロック’84のパンフレット(ホワイトスネイクのページのみ)
7)スペシャル アーカイヴブック 1984年来日時 日本で取材/掲載された雑誌記事を復刻
8)ライナーノーツ(伊藤正則氏、増田勇一氏、広瀬和生氏)+”Slide It In Slideshow”の和訳
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LIVE IN '84 , Super Rock '84[DVD]
30年ぶりに蘇った「SUPER ROCK '84」。過去のVIDEO/LDのと比較すると違いは、
「映像は若干綺麗かな程度。(ほぼ予想通り)」「曲中にあるインタビューがモノクロになった。」
「MC、メンバー紹介の日本語字幕がON/OFFが可能になった」ことですね。
改めてじっくり見ましたが、ロックギター本来のアタックの強いピッキングがカッコイイことを証明して
います。また、個人的にJOHNのライブにおけるソロの完成度は、1984年頃の知りえているブートの音源全て
の中で、この「SUPER ROCK」がNo.1だと改めて思いましたね。
JOHNのソロは1984年初頭からツアーが始まりステージを重ね、常に試行錯誤を繰り返していたように聞こえて
いました。特にこの「SUPER ROCK '84」ではソロのメロディに迷いがなくメロディが鮮明になっています。
マシンガンピッキングなどフレーズの速さ、大きなヴィヴラートなどがJOHN SYKESの特徴と表現されますが
、テクニック(例えば速いフレーズだけを多用する)に依存していないところにJOHNの素晴らしさを感じ、
特にこの頃は、「曲がどの様に展開されていくかを考えて弾いている」と言っていた時代で手癖や勢いだけ
で弾いているのではなく、アドリヴながら「いかにしたら良いフレーズ、メロディが弾けるか」をよく考え
て弾いていたことの表れだと思います。
また、映像としては、手元のアップ映像は嬉しい限りです。特にピッキングフォームは参考になります。
CRYING IN THE RAINについては、"KING OF THE DAY[DVD]"or"LIVE IN NAGOYA 1984[CD]"がベストパフォー
マンスと思いますが、このSUPER ROCK '84の"Ready An' Willing"のソロはペンタトニック主体の速い
フレーズですが、アドリヴながら起承転結があり導入部のチョーキングからソロ後半の印象に残るメロディ
は光るものがあり、5本の指に入ると個人的には思っています。
Love Ain't No Stranger, Ready An' Willing, Ain't No Love In The Heart Of The City,
Don't Break My Heart Again のソロは、音を全て拾いTAB譜も作ったぐらいベストパフォーマンスと
思っています。
1.Gambler,2.Guilty Of Love, 3.Love Ain't No Stranger, 4.Ready An' Willing, 5.Slow An' Easy,
6.Crying In The Rain, 7.John Sykes's Guitar Solo, 8.Solder Of Fortune,
9.Cozy Powell's Drum Solo,10.Ain't No Love In The Heart Of City, 11.Don't Break My Heart Again
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LIVE IN '84 , Jon Lord's - Final Whitesnake Performance[DVD]
ブート(CD:LONDON BITES, VIDEO:Stock Holm '84, DVD:STOCKHOLM SYNDROM)で既に出回っていたものと
同じです。
1984年4月16日 ストックホルムでライヴですね。
画質良いですね。想像以上です。
音質も妙に綺麗になり過ぎず(宅とオーディエンス両方のミックス?)適度な荒さを保った音像で会場の
臨場感が伝わって来る感じが良いです。
SUPER ROCKよりもヘヴィに感じます。
JOHNは既にWHITESNAKEに馴染んで安定したプレイを見せています。
1.Gambler, 2.Guilty Of Love, 3.Love Ain't No Stranger, 4.Ready An' Willing
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Slide It In Slideshow [DVD]
'84のツアー時のスライドをバックに、SLIDE IT INの各曲の思いをDAVIDが語っています
スライドのバックには、レコーディング作業時の貴重なDEMO音源なども流れています。
GAMBLERの歌詞の背景、SLOW AN' EASYについては、COZYのパワフルなドラム活かした、
'80年代のWHITESNAKE像を表したなど、DAVIDの「想い」が伝わってきます。
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WHITESNAKE 35TH ANNIVERSARY , David Coverdale Special Interview With Masa Ito[DVD]
伊藤正則氏がDAVIDへWHITESNAKE結成から35年と題してインタビュー(2013年に)を行っています。
'87年、つまりSURPENS ALBUSリリースから26年で、JOHNに「おめでとう」とメールで伝えたそうです。
以外です。しかしメンバーが変わることは理由があり、ポジティヴであるため後悔していないと続けて
います。過去のメンバー「わだかまり」については、JON LORD, MEL GALLEY, そしてCOZY POWELLの
死によって、考えが変わってきたようですね。DAVID自身は過去のことは忘れ、今は「WELCOME」で
あり、後は相手の受け取り方次第だと。JOHN SYKESに対しては「音楽的には素晴らしく息が合った」
「短期間だったが驚くほどにクリエイティヴにうまくいった時期だった」など肯定的(インタビュー
だから)なコメントが多く、遠まわしにも「JOHNがOKならば、また一緒にやることもありえなくはない」
と。本当ですかね。。。
いつ頃ことかは分かりませんが、JOHNの新しいアルバムのリリースについてお祝いの言葉を
送ったそうです。新しいアルバム(スタジオ)であれば、2000年の「NUCLEAR COWBOY」が最後なので、
2000年頃でしょうか。気になります。
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LIVE IN '84 , SNAKESKIN BOOTS - The Best Of Bootlegs [CD]
1〜9:音は綺麗です。非常にクリアです!セットリストから見て、少し想像はしてましたが、やはりブートで
出回っていた”SPOKANE'84”の完全版と思います。Ready An' Willingの中でDAVIDが「SPOKANE!」と
歌詞に混ぜて叫んでいます。ちなみにSPOKANEでのライヴは1984年7月24日のみ。
違いは「4.Slow An' Easy」「9.Soldier Of Fortune」が増えたこと、曲順が違うこと。
Quiet RiotのOpening Act. なのでセット(曲数的に)としてもこれがフルでしょう。
10〜12:ソロのフレーズから1984年8月12日のテイクです。(ミッキーマウスTシャツじゃない方ですね)
音質はJOHNのギターが前面に出ていて、残りのパートはエコー感があり遠く聞こえます。
13:1984年4月16日のJON LORD在籍時最期のライヴ。音質良いです。
これもブート(CD「LONDON BITES」、DVD「STOCKHOLM SYNDROM」)で出回っていたものです。
14:モノラル音源ですが、各パートが分離良く聞こえます。
[SPOKANE] 1.Gambler, 2.Guilty of Love, 3.Love Ain't No Stranger, 4.Slow An' Easy,
5.Walking In The Shadow Of The Blues, 6.Ready An' Willing, 7.Guitar Solo,
8.Crying In The Rain, 9.Soldier Of Fortune
[SUPER ROCK '84] 10.Love Ain't No Stranger, 11.Ready An' Willing, 12.Slow An' Easy
[ジョン・ロード ホワイトスネイク最終公演] 13.Gambler 〜Guilty of Love〜Love Ain't No Stranger〜
Ready An' Willing
[European Tour ’84] (日本盤限定ボーナストラック) 14.Guilty of Love
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ライナーノーツ(伊藤正則氏、増田勇一氏、広瀬和生氏)
伊藤正則氏のコメントが興味深いです。
SUPER ROCK '84の翌年もDIO、RUGH CUTTなどで開催された「SUPER ROCK '85」が、音楽舎だったことを
知りました。
プロモーター(音楽舎)については倒産など”いろいろ”な噂は聞いていましたが、いずれにしても、
「音楽舎」のおかげでこの「SUPER ROCK '84」が開催されたわけで。。。功績は大きいと思っています。
また、出演交渉、会場の移動の裏側(MSGのメンバー事情、デビューしたてのBON JOVI、人気絶頂のSCORPIONS)、
夏の暑さ、WHITESNAKEのメンバーは池袋から西武球場への移動で渋滞に巻き込まれるなど、30年経った今でも
この文章を読むと当時の背景(映像を見た限りの想像でしかないです)が、目に浮かぶようです。
JOHNとCOZYは日本人スタッフに歯医者に連れて行ってもらったようですね。
増田勇一氏は、この『SUPER ROCK '84』が発売された1984年当時のWHITESNAKEと取り巻くハードロックの
状況について触れています。また、今回のソースの捜索模様が詳細に語られているところは気になっていた
ところでした。
増田氏が語っている「編集前(曲中のインタビュー挿入などがない状態)のテープさえ保管されていれば、
ここで完全なライヴ作品が誕生していたわけで、それを考えると悔しい気もするが、むしろそうした
編集部分も含めたうえで1984年ならではの時代感、空気感を伝えてくれる作品になったと寛容に解釈すべき
だろう」と。確かに既にブートで完全版の存在があり「どこかに編集前のものがまだあるのでは。。」と
期待してしまうだけに悔しい思いがあります。
広瀬和生氏は、WHITESNAKEの1984年当時の状況やデビュー1976年からの軌跡、WHITESNAKEとして
この『SUPER ROCK '84』でのラインナップが”最強”だったと、そしてWHITESNAKEにおける”JOHN SYKES”の
レゾンデートルを語っています。
MEL GALLEYの事故?!によりギタリストがJOHN一人になったこと、またJON LORDの脱退により、ZEPPELIN的で
タイトでストロングなハードロックバンドになったこと、これまで在籍したギタリスト(MICK MOODYや
VIVIAN CAMPBELL, ADRIAN VANDENBURG, WARREN DE MARTINIなど)とは異なり「孤高のギターヒーロー的な
あり方に魅力があった」、そして自分自身最も共感する部分として、「この、JOHN SYKES擁する編成で
WHITESNAKEのライヴが行われていたのが、たった一年だけだったとは、あまりに惜しい。」だ。
JOHN SYKESファンとして、また、もっと広義のハードロックファンとしてブリティッシュハードロック
バンドでこれだけ、各メンバーの個性がぶつかり合い、輝きを放ったものは、PURPLE, ZEPPELIN、
そしてこの1984年当時のWHITESNAKEだと思っています。
DAVID, NEILそして今は亡きCOZY及びでもう一枚アルバムを作りツアーに出ていたらと。。。想像も膨らんで
しまいます。
状況としては、気が付いてみれば、JOHN BOHNAMを失ったZEPPELINと状態に類似していますね。
JOHN自身にとってもその後のBLUE MURDER以降の曲調からもわかるように「WHITESNAKE」で学んだことは
JOHN自身のキャリアの中でも非常に大きかったと思っています。
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バックステージパス、チケット
・バックステージパス(レプリカ)
バックステージパスはラミネート加工され非常に綺麗なものになっています。
・西武球場公演の1984年8月11、12日のチケット(レプリカ)
私自身は西武球場では見ることは出来なかったのですが、手にとると実際行ったかのような気分になれます。
貴重ですね。
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ツアーパンフレット
スーパーロック’84で販売されていたパンフレットをホワイトスネイクのページのみで再構成。
1984年当時のものよりも二周りぐらい小さいですが、復刻版にしては、よく出来ています。
綺麗です。
画質、紙質ともに当時のパンフレットと遜色ないです。
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Tシャツ
伊藤政則氏所蔵 スタッフのみに配布された貴重なTシャツ。
個人的にこの手のものは着ないポリシーなので着る機会があるかわかりませんが、Mサイズを購入。
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スペシャル アーカイヴブック
1984年来日時 日本で取材/掲載された雑誌記事を復刻
[YOUNG GUITAR/ミュージックライフ/音楽専科/ビバ・ロック]
殆ど所持している雑誌のものですが、アーカイヴで見るとまた楽しいものです。
パンフレットに比べると画質が荒いですね。(そういうデザイン性かもれしません)
裏表紙にはWHITESNAKE('84当時)に使用されていた機材として
・Marshall Master Lead 100W
・Yamaha E1010 Echo unit.
・Ernie Ball Strings
・Gibson Heavy Plectrums
・Gibson Les Paul Custom Black
・Gibson Les Paul Custom Cream
・'62 Stratocaster
が記載されています。
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